好きなものだけ食べて生きる

日々雑感(ミステリ感想中心)

ミステリ他感想まとめ

主にミステリ作品について、読んだ順に感想を載せていきます。要するに目次ページです。

 

各エントリでは、前半にあらすじとネタバレなし感想、後半にネタバレあり感想の順でコメントを付けています。

 

1.倒錯の死角(アングル) (折原一/講談社文庫) ★★★★☆

2.どんどん橋、落ちた (綾辻行人/講談社文庫) ★★★☆☆

3.葉桜の季節に君を想うということ (歌野晶午/文春文庫) ★★★★★

4.密室殺人ゲーム王手飛車取り (歌野晶午/講談社文庫)  ★★★★★

5.密室殺人ゲーム2.0 (歌野晶午/講談社文庫) ★★★★★

6.密室殺人ゲーム・マニアックス (歌野晶午/講談社文庫) ★★★☆☆

番外編1.One week,my room (フリーゲーム/常夜灯) ★★★★☆

7.聯愁殺 (西澤保彦/中公文庫) ★★★★☆

8.イニシエーション・ラブ (乾くるみ/文春文庫) ★★☆☆☆

9.殺戮にいたる病(我孫子武丸/講談社文庫) ★★★★★

10.極限推理コロシアム (矢野龍王/講談社文庫) ★☆☆☆☆

11.儚い羊たちの祝宴 (米澤穂信/新潮社文庫) ★★★☆☆

12.煙か土か食い物 (舞城王太郎/講談社文庫) ★★★★★

13.倒錯のロンド (折原一/講談社文庫) ★★★☆☆

14.螢 (麻耶雄嵩/幻冬舎文庫) ★★★★★

15.ハサミ男 (殊能将之/講談社文庫) ★★★★☆

番外編2.THE CITY (フリーゲーム/@ligne_1984) ★★★★☆

16.夜想曲(ノクターン) (依井貴裕/角川書店) ★★★★☆

17.十角館の殺人<新装改訂版> (綾辻行人/講談社文庫) ★★★☆☆

18.鴉 (麻耶雄嵩/幻冬舎文庫) ★★★☆☆

19.扉は閉ざされたまま (石持浅海/祥伝社文庫) ★★★★☆

20.殺人鬼フジコの衝動 (真梨幸子/徳間文庫) ★★★☆☆

21.新装版 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件 (麻耶雄嵩/講談社ノベルス) ★★★★☆

22.神様ゲーム (麻耶雄嵩/講談社文庫) ★★★★★

番外編3.クリムゾンの迷宮 (貴志 祐介/角川ホラー文庫) ★★★★★

23.『アリス・ミラー城』殺人事件 城シリーズ (北山猛邦/講談社文庫) ★★★☆☆

24.貴族探偵 (麻耶雄嵩/集英社文庫) ★★☆☆

25.メルカトルかく語りき (麻耶雄嵩/講談社文庫)  ★★★★★

26.メルカトルと美袋のための殺人 (麻耶雄嵩/集英社文庫) ★★★★★

27.○○○○○○○○殺人事件 (早坂吝/講談社文庫) ★★★☆☆

28.名探偵 木更津悠也 (麻耶雄嵩/カッパ・ノベルス) ★★★★★

29.ある閉ざされた雪の山荘で (東野圭吾/講談社文庫) ★★★★☆

30.仮面山荘殺人事件 (東野圭吾/講談社文庫) ★★★★★

番外編4.OneShot (ゲーム/Little Cat Feet) ★★★★★

31.ロートレック荘殺人事件(筒井康隆/新潮文庫) ★★★☆☆

32.さよなら神様(麻耶雄嵩/文芸春秋) ★★★★★

33.痾(麻耶雄嵩/講談社文庫) ★★☆☆☆

34.リラ荘殺人事件 (鮎川哲也/角川文庫) ★★★★★

35.キングを探せ (法月綸太郎/講談社文庫) ★★★☆☆

36.斜め屋敷の犯罪 (島田 荘司/講談社文庫) ★★★★☆

37.七回死んだ男 (西澤 保彦/講談社文庫) ★★★★★

38.7人の名探偵 新本格30周年記念アンソロジー (綾辻行人 他4名/講談社ノベルス) ★★★★☆

39.噂(荻原浩/新潮文庫) ★★★☆☆

40.生存者、一名(歌野晶午/祥伝社文庫) ★★★★☆

41.そして扉が閉ざされた(岡嶋二人/講談社文庫) ★★★☆☆

42.夜よ鼠たちのために(連城三紀彦/宝島社文庫) ★★★★★

43.向日葵の咲かない夏(道尾秀介/新潮社文庫) ★★★★★

番外編5:2017年レビューミステリベスト5

番外編6:ダンガンロンパv3(推理アクションゲーム/スパイクチュンソフト)  ★★★★☆

番外編7:キミガシネ -多数決デスゲーム- (フリーゲーム/ナンキダイ)  ★★★★☆

番外編8:DEATH COME TRUE(本格実写アドベンチャーゲーム/イザナギゲームス) ★★★★☆

44.名探偵に薔薇を(城平京/東京創元社) ★★★★☆

番外編9:スーパーダンガンロンパ2(推理アクションゲーム/スパイクチュンソフト) ★★★★★

45.ネジ式ザゼツキー(島田荘司/講談社) ★★★★☆

46.名探偵はもういない(霧舎巧/講談社) ★★★☆☆

47.弥勒の掌(我孫子武丸/文藝春秋) ★★★★★

48.美濃牛(殊能将之/講談社) ★★★★★

49.鏡の中は日曜日(殊能将之/講談社) ★★★★★

50.人間の顔は食べづらい(白井智之/KADOKAWA)  ★★★★★

51.この闇と光(服部まゆみ/KADOKAWA) ★★★★☆

52.彼女が死んだ夜(西澤保彦/幻冬舎) ★★★★★

番外編10.一言感想まとめ (そして二人だけになった/人格転移の殺人/ミステリーアリーナ/奇談蒐集家)

53.ダンガンロンパ霧切 1(北山 猛邦/星海社) ★★★☆☆

54.アリス・ザ・ワンダーキラー 少女探偵殺人事件(早坂吝/光文社) ★★★★★

55.ダンガンロンパ霧切 2(北山 猛邦/星海社) ★★★☆☆

56.NO推理、NO探偵?(柾木 政宗/講談社) ★★☆☆☆

57.七つの海を照らす星(七河迦南/東京創元社) ★★★☆☆

58.あいにくの雨で(麻耶雄嵩/集英社) ★★★★★

59.喜劇悲奇劇(泡坂妻夫/東京創元社) ★★★★☆

60.孤島パズル(有栖川有栖/東京創元社) ★★★★★

61.子どもの王様(殊能 将之/講談社) ★★☆☆☆

62.黒い仏(殊能将之/講談社) ★★★☆☆

63.六人の嘘つきな大学生(浅倉秋成/KADOKAWA) ★★★★★

64.教室が、ひとりになるまで(浅倉秋成/KADOKAWA) ★★★★☆

65.キマイラの新しい城(殊能 将之/講談社) ★★★★★

66.世界は密室でできている。(舞城 王太郎/講談社) ★★★☆☆

67.姑獲鳥の夏(京極 夏彦/講談社) ★★★★☆

68.神のロジック 人間のマジック(西澤 保彦/文藝春秋)  ★★★★☆

番外編11.金田一少年の事件簿(天樹征丸・さとうふみや/講談社)

69.迷路館の殺人<新装改訂版>(綾辻 行人/講談社) ★★★★☆

70.月光ゲーム(有栖川有栖/東京創元社) ★★★★★

71.異邦の騎士 改訂完全版(島田荘司/講談社) ★★★★★

72.双頭の悪魔(有栖川有栖/東京創元社) ★★★★☆

73.新装版 46番目の密室(有栖川 有栖/講談社) ★★★★☆

74.アリス殺し(小林泰三/東京創元社) ★★★☆☆

75.メルカトル悪人狩り(麻耶雄嵩/講談社)  ★★★★★

76.紅蓮館の殺人(阿津川 辰海/講談社) ★★★★☆

77.殺意の集う夜(西澤保彦/講談社) ★★★★★

 

※書名のある作品は全てレビュー記事をアップする予定ですが、都合により順番が前後しています

 

 

以下、ブログ主の読書傾向他(感想が参考になるかの基準代わりにしてください)

◆ある程度読んだミステリ作家について(ハマった順)

はやみねかおる

小学生の時に、夢水清志郎シリーズ・怪盗クイーンシリーズを読み、ミステリの面白さを教えてもらう。2006年頃までの作品は全て読んだはず。児童向けながらも、古典ミステリを踏襲した小ネタや不気味な余韻を残す話が散見していたように思う。

夢水シリーズは文体こそ大人にはちょっと耐えられないが、トリック自体は非常に秀逸なものが多い。クロスオーバーが多いのも特徴。因みに自分は小学生の頃、はやみねかおるに傾倒しまくったミステリもどきを書きまくった黒歴史がある。

 

そして五人がいなくなる 名探偵夢水清志郎事件ノ-ト (講談社青い鳥文庫)

そして五人がいなくなる 名探偵夢水清志郎事件ノ-ト (講談社青い鳥文庫)

 

夢水シリーズの初期なんか、本格ミステリの面白さを本当にうまいこと児童向けに昇華していて面白かったよなーって今読み返すとよく分かる。

 

宮部みゆき

時代小説以外の初期作品は一通り読んだ。『ステップファザー・ステップ』『我らが隣人の犯罪』あたりのライトなノリの作品から、『地下街の雨』、『レベル7』あたりの暗めな作品まで、引き出しの広い作家だと感じた。個人的には『模倣犯』『名もなき毒』が性に合わなかったので、社会派ミステリはあまり読んでいない。ミステリではないが『ブレイブ・ストーリー』は名作。

 

ステップファザー・ステップ (講談社文庫)

ステップファザー・ステップ (講談社文庫)

 

 どうでもいいけど、↑ステップファザー・ステップ、表紙変わっちゃったんですね。荒川弘が描くとなんか雰囲気違うなぁ笑

 

恩田陸

小6~中学生時代の神。今思うと何でハマったのかよく分からない。でも2010年辺りまでの作品は全て読んでると思う。ミステリというより幻想小説に近いので、今読むと壁本が多い。『六番目の小夜子』『Q&A』『ドミノ』あたりは辛うじてミステリ読みにもお勧めできる作品だと思うが、基本的に合理的な解決は求めない方がいい。

 

Q&A

Q&A

 

 Q&Aもミステリとしてはどうなのってところあるけど、一番の怪作だと思ってる。ほぼ帯が表紙。

 

東野圭吾

容疑者Xの献身』ブーム以前から読んでいたので、ここまで有名になるとは思わなかった。ファンの掲示板に日参していた覚えがある(黒歴史)。そんなに読んでないが特別好きでもない。また読むかも。

一番印象的だったのは『名探偵の掟』なんだけど、この作品内で「ミステリがドラマ化されると往々にして安直なラブストーリーを入れるために、男キャラが女に変更されたりするんだよ」とか言ってたので、ドラマの「ガリレオシリーズ」見たときは苦笑せざるを得なかった。

 

名探偵の掟 (講談社文庫)

名探偵の掟 (講談社文庫)

 

 東野圭吾もこんなバカミス書いてるんだよね。バカミスっていうかミステリに対する皮肉ばっかりの短編集。麻耶と比較すると、東野はやっぱり優等生というか万人受けする人なんだなって思う。

 

西澤保彦

シリーズ物以外はまぁまぁ読了済。かなり傾倒して読みまくった時期があったのだが、文体がさらっとしているので何を読んだかあやふや。でも好き。SF要素の入ったミステリというジャンルに初めて触れたのが西澤だったので、非常に新鮮に感じた。読み直してレビュー書くかも。『笑う怪獣』だけはバカミスすぎてよく覚えてる。

 

笑う怪獣 ミステリ劇場 (新潮文庫)

笑う怪獣 ミステリ劇場 (新潮文庫)

 

一応フォローしておくと、西澤保彦は『七回死んだ男』『聯愁殺』などの尋常じゃない傑作も書いてるんですよ。ただ、振り幅が広すぎてな…(そういうところもSUKI)

 

倉知淳

猫丸先輩シリーズから入り、一時期私の中でベストオブミステリ作家だった。『日曜の夜は出たくない』は神作品なので読んでください。定番の『星降り山荘の殺人』は、個人的には長いわりに肩透かしだった。ミステリ史に残る怪作なのは間違いないけど。

 

日曜の夜は出たくない (創元推理文庫―現代日本推理小説)

日曜の夜は出たくない (創元推理文庫―現代日本推理小説)

 

初めて読んだとき、最後の最後でぞっとした短編集。連作短編集の最高傑作だと思っている。

 

金田一少年シリーズ

文庫版は全部買った。私は断然、コナンより金田一派(某有名作品のトリックをパクっていても…)。理由は幾つかあって、①事件に猟奇的な不気味さを感じる(ミステリ厨大歓喜的なギミックが多い)、②コナンより短いので手に取りやすい、③今までに登場したことのあるキャラであってもあっさり被害者になる(あまつさえ犯人にもなる)という点。特に③が最高。一応ネタバレ配慮するが、コナンでいう所の園子ポジのキャラがあっさり殺されるのが金田一のいいところ。最近の金田一は絵も変わっちゃったので読んでない。

初期の金田一は本当最高だから読んでくれ。あの不気味さがたまらん。今でもちょっと怖い。

 

 

◆個人的な好み

最初の感想リストを見れば分かる人には分かると思うが、ネタバレ配慮ということで一応伏せると(ミステリの手法名叙述トリック(ここまで)に今凝っている。

それ以外の好みとしては、

・あまり恋愛が絡みすぎない。特に本筋に関係ないラブストーリーは無駄。

・探偵と助手が決まっているシリーズものは嫌(緊張感がない)。探偵もしくは助手が犯人・被害者になるなら面白いんだけど。

できたら連作短編がいい。面白ければなんでもいいや。

・不要な描写が多いのも嫌い(犯人の過去が延々語られるなど)。

・きっちり伏線が張られていると良い。読者への挑戦状があると嬉しい。

・トリックはシンプルで分かりやすいもの。

という感じ。オススメがあったら教えて下さい。

今まであまり有名どころの作品を追う読み方をしなかったので(作家買いしていた)、今回は作者満遍なく読んでいけたらいいなと思っている次第。

レビューがお役に立てば幸いです。