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日々雑感(ミステリ感想中心)

迷路館の殺人<新装改訂版>(綾辻 行人/講談社)

69.迷路館の殺人<新装改訂版>(綾辻 行人/講談社

総評:★★★★☆

オススメ:見取り図、怪しい館、連続殺人、作中作ーーミステリファンの「これ好き!」が詰まった一作。

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金田一少年の事件簿(天樹征丸・さとうふみや/講談社)

番外編11.金田一少年の事件簿天樹征丸さとうふみや講談社

 

金田一少年は良いぞ。

 

ちょっと前に、DMMで電子書籍100冊まで全品驚異の70%オフという気の狂ったキャンペーンをやっていた。とはいえ、普段は別の電子書籍サイトを贔屓にしているので、「DMMでは完結している作品を買いたいな」と考えて、未読の巻もあるコナンを買う手もあったのだが、やっぱり大好きな金田一を買いなおすことにした。

 

コナン派の皆様には悪いが、私はなんといっても金田一派だ。金田一少年の事件簿は良い。特に第一期の金田一はミステリとしての出来だけでなく、ちょっと泥臭い絵柄といい、ベッタベタなラブコメ感といい、漫画作品として文句のつけようがない。絶対に読んだ方がいい。

コナンはコナンで良いところもあるのだが、敢えて差別化して金田一を押したい理由は以下の通り。

・長編はほとんどクローズドサークルで怪しげな村や洋館、孤島に閉じ込められ、連続殺人が起きる

・アクションよりもおどろおどろしいホラーとの融合が多く、各作品には個性豊かな「怪人」(犯人の異名)が出てくる

・犯人もバンバン死ぬし、めちゃくちゃ後味の悪い事件が多い(その分救いのあるオチや切ないエンドの時は思わず泣かされてしまう)

準レギュラーキャラだろうと容赦なく、犯人・被害者になりうる(安全圏がいない)(一番の好き好きポイント)

文庫版第一期だけであれば、たった26巻で事足りるのも手軽でいい。caseシリーズ全部買っても+8冊(計34巻)だし、短編集や明智警視の番外編を含めても+7冊で済む。

(第一期に比べると個人的には微妙だが)続きが読みたければ金田一R、金田一37歳もある。第一期を全巻読んだ後であれば、「犯人たちの事件簿」を読むのもいい(表紙が完全に第一期のネタバレなので、未読なら絶対にググらないでほしい)。

さぁみんなも金田一少年の事件簿を買おう!

※因みに、金田一少年絶対に刊行順に読む必要がある。というのも、後の巻で前の巻の犯人やトリックに普通に言及してくるからだ。何なら表紙やタイトルでもネタバレしかねない。これから読む人は気をつけようね。

 

ステマはさておき、金田一シリーズは何回読んでも最高なので金田一少年の事件簿ランキングと全巻一言感想をまとめておこうと思った。完全に俺による俺のための備忘録である。でも金田一少年読んだ人はみんな絶対ランキング作るでしょ。金田一少年の事件簿で打線組むでしょ。組んでくれ。読みに行きます。

 

というわけで「続きを読む」以降、前半はネタバレなしのランキング、後半はガンガンネタバレありの各巻感想という構成になっている。

なお、とりあえずは第一期(~金田一少年の決死行までの26巻。第二期や短編集などはいったん除外)だけを対象にまとめた。続きも読んだら加筆するかも。自分用に。へへ。

 

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神のロジック 人間のマジック(西澤 保彦/文藝春秋)

68.神のロジック 人間のマジック(西澤 保彦/文藝春秋

総評:★★★★☆

オススメ:ネタバレされやすい作品の1つ。新本格に手を出すなら早めに読んでしまうことを推奨。

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姑獲鳥の夏(京極 夏彦/講談社)

67.姑獲鳥の夏(京極 夏彦/講談社

総評:★★★★☆

オススメ:ドラマティックな事件と展開、薀蓄とオカルトが好きな貴方へ。

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世界は密室でできている。(舞城 王太郎/講談社)

66.世界は密室でできている。(舞城 王太郎/講談社

総評:★★★☆☆

オススメ:ミステリではない...かなぁ。舞城王太郎節が好きな方へ、爽やかな青春小説。

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