どうも、私です。ちょっと忙しかったんだけど、その分合間合間の読書が楽しくてやばい。
最近読んだ本とドラマについてざっくり感想。ネタバレなし。
・『さよなら神様』文庫化ヤッター！！！
確か昨日（7/8）発売だったかな。
『神様ゲーム』が尋常じゃない面白さだったんで一刻も早く読みたかったんだけど、せっかく文庫化するということなんで今日まで待ったわけよ。震える手でレジに新刊を持っていく喜び！！
いや～～～面白かった。知ってたけど。麻耶雄嵩はやっぱ頭おかしい（最大級の褒め言葉）
いくつか溜まってるのでもうしばらく後になると思うけど、『さよなら神様』は絶対レビュー書くので。いいね。神様システム好き。
メルシリーズみたいに繋がりがあったらアレかと思って刊行順に『神様ゲーム』⇒『さよなら神様』の順で読んだけど、先にさよ神読んでも問題なかったので興味あったら是非読んでください。連作短編集なので読みやすいと思います。ただ、序盤の3作がちょっとだけダレるかも知れないけど、4作目の「バレンタイン昔語り」が素晴らしい出来なのでそこまでは読んでほしい。というか、ここから麻耶が全く自重しなくなるので後半戦は全部期待していいです。
麻耶雄嵩は本当どんなこと考えてこんな作品書けるのかなぁ。ただただ溜め息が出る。
・最近やっと図書館を利用し始めた！
図書館嫌いなんだよね。本は手元においておきたい主義なので。
でもそうは言ってられなくなりまして…麻耶の本を真面目に探し始めたら絶版＆Amazon高額商品なものが多かったんで、仕方なく図書館を利用することに。
でも図書館は凄いぞ！！！もし探してる本が同じ区内の図書館に取り寄せてくれるし、返却はどこの図書館からでも出来るし、しかもタダ！！！！！凄い！！！（今更）
というわけで、『名探偵木更津悠也』と『ロートレック荘事件』と『痾』を借りてきた。『ロートレック荘事件』は筒井康隆の作品でずっと読みたかった奴。『痾』だけまだ読めてない。
『名探偵木更津悠也』は正直期待してなかったんだけどめちゃくちゃ面白かった。レビューもかなり長々書いてしまったのでそのうちアップする。『翼ある闇』にも登場する木更津が、ちょっとうーんなキャラだったんでそれをメインにしても面白くないのでは？？って思ってたんだけど、上手かった。なんていうか、正統派だった。麻耶って異常なミステリばっかり書いてるイメージだったけど、こんなすっきりしたお話も書けるんじゃん！！みたいな驚きがあった。入手は困難だと思うけど、ミステリ初心者にもお勧めできる作品。
『ロートレック荘事件』はね…評価が難しいね…。筒井康隆は『笑うな』とかの短編を結構読んでたんだけど、長編のしかもミステリも書けるんだなーって、その引き出しの多さにはまずびっくりした。星新一とまたちょっと違うよね、筒井康隆。
ネタバレではないので書くけど、『ロートレック荘事件』には身体障碍者が登場する。画家のロートレックでググってもらえるとその障碍が分かると思うんだけど、下半身が成長しないという病気を持っている人物がいて、その人を中心に話が進んでいく。ミステリ読みならぴんとくるかもしれないけど、勿論わざわざそんな人物を出すということはある程度トリックや動機にも関わってくる。その描き方がね～～～…筒井らしいなぁと私は思った。うん。
あとロートレック荘は「絶対に犯人を当てられない」ことでかなり有名な作品。私もそのつもりで読んでたんだけど、違和感はありながら真相には辿りつけなかった。まぁ思い当たる節はあったけど。
…なんかレビューで書くことなくなりそうなんでこのへんでやめとこう笑 読んだ価値はあったけど、色々惜しい作品だったかなと。
『痾』は今週中には読めたらいいな～というところ。図書館ほんと凄いぞ！！
・「SHERLOCK season4」本邦初公開！！！
これもね…待ってたよ…去年散々英語版が見れなくて泣き叫んでたので……やっと日本語字幕で見れるなんてな…
SHERLOCKは正直「ミステリ」というより「サスペンス」なんだけども、まぁ本家シャーロックホームズを入念に下敷きにしているのでこのブログで扱ってもいいかな？と思って。シャーロキアンなら見てて色々ニヤニヤ出来るし絶対面白いはず。1話が90分と長いんだけど1シーズン3話しかないのでサクサク見れるし、毎シーズンの第3話の盛り上げ方が尋常じゃなくイイトコロで引っ張るのでドラマとして完成度が高い。
で、シーズン4は何を語ってもネタバレに抵触するので何も書かないけど、も～～～1話からやってくれたなー！！！という感じなんで、来週の第2話もめちゃくちゃ楽しみにしてる。気が向いたらシャーロックも感想まとめたいなぁ。シャーロキアンではないので考察は出来ないけど。
そんな感じです。『さよなら神様』が面白すぎたのでもっかい読み直してくるね。
