好きなものだけ食べて生きる

日々雑感(ミステリ感想中心)

2/23 雑感

あけましておめでとうございます。どうも、私です。

12月1月は仕事も忙しくてすっかりブログ更新がおろそかになってました。個人的備忘録をまとめただけの気ままな感想ブログなのでご容赦いただきたく。

 

●これから更新する予定のタイトル

もう去年秋くらいに読んだ作品なんだけど、いやぁ、アタリを結構引けたんで更新するのが楽しみです。

 

ラミア虐殺(飛鳥部勝則

:いつか読まなきゃと思ってた作品。飛鳥部作品が全然電子書籍になってない上、ハードカバーでプレミア価格だから入手するのが大変で。図書館で借りてきたんだけど変な作品だったなぁ。初期の麻耶雄嵩とか殊能将之が好きなら多分好みに合うと思う。カテリナ殉教車輪も一回借りたんだけど、その後忙しくなっちゃって結局読めなかったので、今年どっかで再チャレンジする予定。

 

湖底のまつり(泡坂妻夫

:これも面白いというか、チャレンジブルな変な作品だったな~ 泡坂妻夫といえば亜愛一郎シリーズだけど、単発モノの代表作として結構このタイトルが出てくるんで、どんな作品なんだろうと思ってワクワクしながら読んだんだけど、これを初泡坂でお勧めするのはどうかと思うよ?!でも泡坂妻夫はほんと文章が上品というか、構成が綺麗というか。詳細はそのうち感想上げます。

 

金雀枝荘の殺人(今邑彩

今邑彩はホラーテイスト寄りの作家のイメージが強くて、恩田陸系のオチの弱いミステリ作家だと思ってたんだけど、完全に勘違いでした。いや、この作品は結構好き。それこそ、「クローズドサークルでガンガン人が死ぬミステリ」を読みたい人に是非勧めたい。もっと高評価されてもいいと思うんだけどな。

 

●最近やったゲーム

去年はほんとゲームばっかり(当社比)やってた気がするな。いい作品に色々出会えた年だったんですよねぇ。

 

グノーシア

:これは一昨年だったかも。steamでもリリースされたので、PC環境ある人は是非やってほしい一作。宇宙人狼なんだけど、伏線回収があまりに綺麗な作品で、ミステリ好きな人なら絶対に最後感嘆してくれるんじゃないかと。あんまり事前情報なしでやった方がいいゲーム。クリアまで1日ちょっとかかったかな。

 

store.steampowered.com

OMORI

:時々めちゃくちゃドット絵RPGがやりたくなるんだけど、まさにその欲望に応えた神作品。開発はカナダ?とかだったと思うんだけど、JRPG的で、Motherやゆめにっきの影響をガンガンに受けているのがビシビシ伝わる。

昨年末にやっと日本語化されたところなんで、今実況とかも増えてきてるんだけど、これも絶対にネタバレなしで自分でプレイするのがオススメ。プレイ時間は30時間くらいかな。やりこみ要素が多いんで、サブクエも全部回収するとその2倍くらいかかりそう。ホラー要素はあるけど、ジャンプスケアはほとんどないので、その辺は安心されたい。

 

store.steampowered.com

INSCRYPTION

:これこそ、「何の事前情報も入れず、なんならSteamのPVも見ないで、とりあえずやってみてほしい」ゲーム。

でも、ちょっと期待値上げられすぎなゲームでもある。後半ちょっとだれるんだよね。ただギミックがとにかく斬新なんで、カードゲームもしくはメタゲームが好きなら2000円払う価値があると思います。音楽も最高。

 

store.steampowered.com

 

あともう、普通にアルセウスが楽しかったなぁ。ポケモンは大体発売されれば買ってるんだけど、図鑑コンプや育成に力を入れるタイプではないんで、発売初日にチャンピオン撃破してそのあと放置…って感じだったんだけど、アルセウスは久々にまったりじっくりプレイしてしまった…サンムーンの時みたいな、新鮮な楽しさがあったね。アクション苦手な人にも救済があってありがたかった。

 

今年もどうぞよろしくお願いします。

 

 

殺意の集う夜(西澤保彦/講談社)

77.殺意の集う夜(西澤保彦講談社

総評:★★★★★
オススメ:張り巡らされた大量の伏線、異常な倒叙ものを楽しみたいあなたへ。

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紅蓮館の殺人(阿津川 辰海/講談社)

76.紅蓮館の殺人(阿津川 辰海/講談社

総評:★★★★☆

オススメ:王道館モノ。ジュブナイルっぽいミステリを読みたい方へ。

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DELTARUNE chapter2

9/18に公開されたDELTARUNE chapter2。

chapter1の段階では(UNDERTALEに比べると)個人的に好みでなかったんだったんだけど、chapter2で結構印象が変わってきたので、現時点での疑問点とかをまとめておこうかと。おそらく今後大量に考察が出てきそうなので、世論が固まる前の覚書。

以下、いわゆる「Alternateルート」の条件とそのシナリオに言及していますので、ネタバレには要注意。

 

deltarune.jp

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メルカトル悪人狩り(麻耶雄嵩/講談社)

75.メルカトル悪人狩り麻耶雄嵩講談社

総評:★★★★★

オススメ:期待を裏切らないメルシリーズ最新作。シリーズ未読でも読めるので、「なんじゃこりゃ」なミステリを読みたい方にはオススメです。短編集。

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